ヒロシです!

入社4年目社員。2006年2月に弊社の労働組合の調査によって、旧保険第三システム担当の不払い残業調査が行われ追い払いが行われた。該当者は自分を含めても10名以下。当時の上役である元上司は常務に呼び出されそれなりの処罰がなされたよう。不払いの時期は、新人時代の入社1,2年目の時期。もっともその後の人事報告を見ている限り、2つの部署の課長を兼任していたのが3つの部署の課長を検討するようになっているため、ペナルティはそれほど受けていないように思う。
休日手当や深夜手当などについても、そのような手当があるなどわたしは知らなかったと元上司は発言。
今後は残業させる際には事前に会社側に連絡するよう約束を行う。
しかし、追い払いがなされたにも関わらず、深夜や休日の割り増し分については一切支払われなかった。
平日の勤務時間に働いたのと同じ単価でしか計算されなかった。

支払い時も、問題があるのは上長にも関わらず会社側は「お前、こういうことはちゃんと言わなきゃダメじゃないか?!」とあたかも自分に問題があったために不払い残業が発生したかのような発言を行った。今回は子会社である我が社の労働組合だけでなく、NTTデータ本体の労組が調査に加わったために調査は大規模になった。こんな時でも無いと、なかなか表に出せないというのが実情である。

そして不払いの訴えを出した直後から職場での嫌がらせ、冷遇、無視などが始まった。
自分以外にも訴えを出したメンバーはいるにも関わらず、自分だけが請求時間が多かったのがよくなかったらしい。自分が請求した時間数は617時間。2番目に多い人が80時間超だと聞いて、バカ正直に請求しすぎたかと思う。元上司だけでなく、先輩社員にも睨まれる様になり、罵声や怒号など証拠を残さないような形でイビラレルようになり精神的に追い詰められるようになった。精神的にかなり滅入るようになり、不眠や睡眠障害心因性のジンマシンなどが体中に出るようになり、ジンマシンについてはいまだ完治していない。
毎日定時退社を命じられ、業務上必要だと思われる残業すらさせてもらえなくなるようになり、仕事自体もだんだんと減っていった。問題なのは自分の稼動について権限のある現在の上司が定時退社を命じるのではなく、権限のない元上司や先輩社員がうるさく干渉してくるようになったことです。干渉というより恫喝と言ったほうがいいかもしれません。あまりにも毎日言われるので、当初は反発していたものの段々と萎縮していくようになりました。


不払いのあったのは入社1,2年目の時期。文系からシステムエンジニアになったので、確かに多少要領がよくなく先輩方から比べて、時間がかかってしまう面はあったと思う。ただ、それが新人は毎日が勉強みたいなものだから残業代はつけないという主張は問題なのではないだろうか?立派な労基法違反である。労働組合の方も、「会社はその新人が定時内で出来る仕事を与えなくてはならない。超過勤務については新人と言えども支払わなくてはならない」と言ってくれた。にも関わらず、この元上司は人事との電話の際に「まったくトンデモナイ社員が一人いますからねー、イヒヒヒヒヒ〜〜」「もっと優秀な玉を寄こしてくださいよ、磨いて光り輝く磨きがいのある玉を!イヒッ、イヒヒ」などと発言。あきらかに本人が目の前にいるのを意識しての嫌がらせである。非常にアタマにくると同時に呆れた発言であった。


朝の挨拶をしても返事が返ってこないし、毎日毎日「残業しないで帰れよ!」などと先輩社員は恫喝してくるしで、担当自体に非常にい辛くなってきた。そこで、労働組合にそれとなく人事異動をさせてもらえないか聞いてみたところ、それとなく言ってくれたようではあるが基本的に労働組合には人事権がないとのことで、大変申し訳ないがどうしようもないとのことだった。組合も頑張ってくれたとは思っている。そこで現在の上司や、人事にも何か他の担当で仕事はないのですかと聞いてみたのだが、「探しておく」と言われ、半年ほどが過ぎてしまった。現在の上司もそれなりに探してくれたらしいが、どうも受け入れ先で敬遠されているような印象を受ける。やはり今回のような訴えを出した人間は敬遠されるのか。自分だけが出したわけではないのだが。


そんなわたしの状態を見かねて、直属の上長ではないのだが個人的に自分に親切にしてくれる上司の方がいて、見切りをつけて退職してしまったほうがいいとアドバイスをくれた。この点については非常に感謝している。自分のことを真剣に考えてくれているというのが伝わってくるからだ。


これを機会に人事部長に直接、何で自分を異動させてくれないのか聞いてみることにした。
そこで面談を行ったのだが、人事は今回の騒ぎは知らないとのこと。問題が起こっているだとか、異動させる話すら聞いていないというのである。
不払いがあってあれだけ騒ぎになったのだから人事も知らないわけがないと思うのだが、人事はそんなことは聞いていない、もめていることすら知らなかったと言うのである。
そして今現在、あなたをどこかの担当に異動させることは考えていないとのことだった。
では、総務でも経理でもいいので現在の職場から離して欲しいと伝えたが、それも出来ないと言われた。
イジメ云々についても話したのだが、あなたにも問題があるみたいなことを言われ、憤慨した。逆にあまり人の好き嫌いを表に出さないほうがいいと言われる。好き嫌いを出しているのは一体どちらの方かと!


現在でもジンマシンは完治せず、ところ構わず体中のあちこちに出てくる。
明け方怒りで目覚めてしまい、そのまま寝付けないことも時々ある。
勤務しながら転職活動をするのはきつい状況である。
金銭的にもあまり余裕があるわけでもなく困っている。


公共機関に相談したところ、今回のようなケースで退職する場合は会社都合として認定される可能性が高いとのこと。もし認定されれば、即失業手当が支給されるようになり、お金の心配をすることなく、ストレスの元となっている職場から完全に離れて安心して転職活動に取り組めるようになるのでそうなるのであれば非常にありがたい!